国内メーカーによる乾式タイル工法では、タイル下地はサイディング主体であり、下地材のサイディングの時点で捨てコーキングによる防水が基本となっています。
この下地の時点での防水処理を、システムレール施工時でも基本としています。
レンガと目地による防水、レール下地による防水の二重防水で、雨漏りを完全に シャットアウト。
また、捨てコーキングを施す箇所は切断面でもあるため、コーキングを施す事により、防錆効果も得られます。
レンガに加工されている溝がいったんシステムレールのヒレにはまるとレンガは安定して下のレールに支えられ簡単に落ちないよう設計されています。
細部の寸法、角度がレンガとレールの完全システムとして設計されているからです。
接着を必要としない事で地震等の際に力を逃し割れを防ぐ作用もあります。
しかし弊社では出隅、入隅、サッシ廻り等に使用する役物レンガはシール材による接着を行なっています。これにより施工中のレンガの暴れや、仕上がりのバラツキを無くす事ができます。
そしてそれは同時に、仕上げの防水シーリングのクオリティを上げる役割も果たしますので、とても重要な工程でもあります。
目地の色が違えば同じレンガでも雰囲気も全然違ってきます。
レンガと目地の色の組み合わせで様々な雰囲気を演出できます。
目地材はレンガ同様外部から建物を守る重要な役割があります。
弊社で使用する目地材は、数ある製品の中から比較検討し、仕上がりの良さや高い防水性能等を兼ね備えた「NSレンガ目地 (日本化成)」を使用しています。
施工を手がけるのは、乾式レンガ工法のことを熟知した専門の職人。
オリジナルの専用道具を駆使して、正確で素早い外壁工事をご提供します。
出角部分や窓周りにはシール材を使用してレンガの暴れを防ぎ、バラつきのないキレイな外壁に。
さらに、下地と目地のコーキング(隙間の充填)による二重防水で、雨水の浸入を完全シャットアウト。
目地材として使用する「NSレンガメヂ」は、高い防水性と仕上がりのよさに定評があり、色調によってさまざまな雰囲気を演出することもできます。